経験める
技術者目指して。

田牧恵一郎2007年入社

知識と経験の両輪を駆使して。

土木事業の魅力。それはさまざまなプロフェッショナルの知恵と技術を結集して、巨大な建造物を作り上げていくプロセスを目の当たりにできること。測量、設計、施工などその道のプロが自分のフィールドでスキルを発揮して、ひとつの構造物が作られていきます。その工程の最初から最後まで携わって、技術的な判断をしていく。モノづくりが好きな自分にとってはとても魅力的な仕事です。

今の担当は、基準書に則って工事価格を算定する公共土木工事の積算業務や、仕様書どおりに工事が施工されているかを確認し、無事に工事が竣工できるように進める現場監理業務が主な仕事です。働くなかで、多くのスタッフや技術者と仕事をする機会に恵まれていますから、自分の知らない知識を得ることもできますし、多くの経験を積んだ技術者たちの話を聞くだけでも自分の糧になります。土木工学は経験工学とも呼ばれていて、経験がモノをいう分野。実体験する経験と同じくらい、人が経験してきた話を聞くことは貴重です。

知識と経験。この両輪を駆使して橋や道路を造っています。

仲間の存在が問題解決につながる。

土木工事は自然相手の仕事ですから、一筋縄ではいきません。毎週のように何かしらの問題が行く手を阻むわけです。その問題を解決するきっかけはやはり〈知識〉と〈経験〉です。

自分が仕事の中で得た知識を駆使して立ち向かう。経験豊かな先輩職員や現場の技術者と相談し、話し合い、解決方法を見出す。私よりもはるかに現場を理解し、知識と経験を持った人たちに囲まれながら仕事をしていますから、自分ひとりでは思いもつかないアイデアや工夫がパッと生まれることがある。そんな時は仲間の存在のありがたみを感じますね。

苦悩の先にある喜びを味わう。

大学を卒業して建設関連の民間企業に7年勤めていましたが、スケール感のある土木工事の魅力を感じつつも、その一部にしか関われないことに物足りなさを感じていました。プライベートでも家族が増え、この先自分はどういう形で土木に関わっていけるのかと悩んでいた時に出会ったのが長野県建設技術センターです。長野県出身ですので、長野に拠点があるという点や、業務内容も難易度が高く魅力的でした。これはやりがいがあるぞ、と。

実際入社した時は、自分の父親と同世代の人たちが多くて面食らいましたが(笑)、パソコンのスキルが高かったり、時代の風を読む豊富な経験を持っていたりと、とにかく“すごい人たち”の集団だなと感じたことを覚えています。一緒に現場へ出ると、自分との格の違いを痛感しました。この人たちは、経験で先を読める人たちなんだな、と。私もそんな人になりたいと思える、目指すべき先輩が大勢います。高度成長期を実体験されてきたような先輩たちだからこそ出来る仕事のやり方を学べることも、今の自分にとって大きな財産になっています。

自然と向き合い、困難な仕事に取り組める喜びは、やりがいにつながる側面はありますが、楽しい仕事とは少し毛色が違うと思います。労働とは苦労の方が圧倒的に多いものだと思っています。常に悩みながら仕事をしていますね。でも苦労した分、悩んだ分、得られる達成感は爽快です。苦労の末に出来上がった土木施設が、社会に安全・安心を与える施設として、生活の利便性が向上する施設として利用されることも、仕事で感じる喜びのひとつです。

自分をスケールアップする熱量。

経験の積み重ねと、国家資格を取得するだけの知識と技術。これが会社に入って手にした財産だと思います。

今でも毎日悩みながら仕事に取り組んでいますが、土木に携わる技術者として、成長意欲を失うことなく働きたいなと思っています。そして同じようにスケールの大きな仕事で、自分自身をスケールアップさせたいという熱量を抱いた仲間と一緒に働きたいですね。

仲間からエネルギーをもらいながら、一緒に悩みながら、大きな一点モノを造っていきたいです。

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